2012年5月31日木曜日

2012年5月27日(日)活動報告(石巻市牡鹿町鮎川)

はい牛乳です
試験や腰を壊して半年ぶりのボランティアになってしまいました
場所は石巻市牡鹿町VC
僕一人だけのエントリー
 前の晩に石巻市中心部の宿に泊まっていたので朝楽チン
40分位で到着しました

派遣されたのはVCの目の前の敷地
若干拍子抜けです

 この日は晴天に恵まれたので雨具は不要
ただヤマビルが発生するとの事で長靴と長袖・手袋必要、砂埃が舞うのでマスク着用してました
黙って突っ立ってても汗ばむ陽気なので飲み水は2lは平気で消費します

依頼内容は敷地内の除草と細かい石およびゴミの除去、昨日から作業が行われおり後半戦からのスタートになります。

 他県からバスで来られた皆さんの作業は、草はほとんど無く石、ガラス片、金属片などを分別しながら土のう袋に詰め込んでいく作業がほとんど。
新たな道具発見

 このシートは土のう袋を自立させるためのもので、満タンになったらシートを抜き取る。いろいろあるんですね。


 一人での参加は僕だけだったのでリーダー格の手元作業。
石は袋を二重にして詰めないといけないのですが、前日のボランティアさんが凡ミスで一枚でやった為、二重化する出戻り作業。

 いちいち持ち上げたりすると腰を再び痛めるので、負担の無い方法を思案…。
ハッと気が付きタノさん考案の「ヤサシー奴」の方法を真似すると、あまり力を使わずかつ早く納める事が判明(同じ作業していた人の1.5倍は早い)。

袋イン袋はこの方法がベストです。2・3回タノムスビをすると半年のハンデも無くなり高速化。

 そして、石と書かれた袋が不足するとマジックでとにかく書く。たぶん僕の一生で一番「石」という漢字を書いた事になるでしょう。


 リーダー格の方から聞いたのですが、牡鹿VCの地区は地元の自治体が買い上げる事になっていて、清掃活動自体には大きな意味は無く、地権者の感情でやらされているのかもしれないと。
買い上げまでに畑にでも使ってくれれば良いのかも知れません。
ただ、ここで作成した石の入った土のう袋は、大潮で満潮の時に冠水する船着き場付近にとって貴重な砂利になるそうです。

 お昼を挟んで14:00には終了
またもや骨を発見近くにいた警官を呼んで診てもらうと案の定「鹿の骨」
家族の帰りを待っている人もいるので馬鹿にはできませんが鹿多すぎです。

おそらく土曜の作業前はこの状態(作業場所の隣地)

作業後がこれ

きれいなったと思います

以上が作業の報告

余談ですが石巻ブラブラ

はーい牛乳です
このまえのボランティア活動の前に余談を

 2012/5/26-27は石巻市のボランティア派遣先などを巡ってました。
①雄勝町長面浦(活動日:2011年8月9日)

 ここは僕ではなくジュンヤ先生がいった場所
震災前に自転車の旅候補に挙がっていただけに初上陸がこんな形でさみしいものになってしまいました。
ここのご覧のように中心部の家屋の解体が進んでなく、川岸工事車両が盛んに行き来してました。

 ただ、隅の船着き場には漁から帰ってきた船が荷揚げをするなどわずかですが人の気配がありました。

②北上町橋浦地区(活動日:2011年7月31日)

 田んぼそうじで訪れた場所
きれいにはなっていましたが耕作の担い手はいないのでしょうか草が生えてました。
(以前聞いた話では市の持ち物で担い手を募集している土地だったはず)

③石巻市中央(活動日:2011年5月7日・報告ブログなし)

 飲食店街に飲み屋がなくて、この街でいち早く復帰を目指したご主人の意向で泥にまみれた食器を洗った場所
未だこの辺りは食事処は若干復帰、スナックが大量復帰して、その中間の居酒屋が少ないなか頑張ってたました。
ご主人に話しかけると「一曲歌え」と居酒屋で歌える店なんていまどき少ないよね


④牡鹿町小渕浜(活動日:2011年11月26日)

 ここも田んぼの泥にまみれてがれき撤去したことろ
小さなゴミはまだ散乱
広大な敷地のせいか全ての土地を再稼働させる事は無く、一部のみ水産加工場を新築してました。


 今回は宿泊もしてきました。
場所は石巻2.0の復興民泊というところ
男女別のドミトリー(相部屋)値段も一泊2,300円で車中泊よりはずっと快適です。
人数が固まればドミトリーではなく、5人入る部屋そのもの借りれるのでボランティアや観光を安く済ませたい場合にオススメです。
宿泊と言えば石巻の夜をやり過ごす場所が復興民泊そう遠くないところに


 ここはオールナイトなので朝まで入れることが出来ますが・・・。
これ以上のことは差し控えさせていただきます。


観光としてみてきた物は
●上品の郷のオルガン奏者石川さん  
NHKのドキュメンタリーを見て聞きに行きました

●北上町の釣石神社
落ちそうで落ちない巨石が今なお合格祈願の名所になっています。
●日和アートセンター
 ここはアート・イン・レジデンスの形式をとっていて、行った日に展示されていたのは、昨年の黄金町バザールや横浜トリエンナーレに出展されていた安部泰輔さんでした。
作品をお見かけしたことがあったのでチョコット話し込んでしまいました。
もし気になるところがありましたら是非遊びに行ってください。